木目金

木目金を作るための、銅板と銀板を重ねた地金を上下から押さえる鉄板を用意します。 厚みが4ミリ程度の鋼材はインターネットなどで販売しているL鋼材などを切断して作ると良いでしょう。 用意した鉄板の片面に剥離剤として「との粉」を塗っておき、鉄材と木目金が接合しないようにします。 銅板と銀板を糸ノコで作った印を合わせながら交互に20枚積み重ね、上下に鉄板を置きます。 長さ15センチ、径0.2ミリの針金をペンチなどで加工します。針金はステンレスより鉄の方が膨張係数が小さいので良く締まります。

木目金とは

用意した銅板と銀板は既にローラー加工により強度の異方性があり、ローラーで延ばそうとした方向と違う方向にはローラーで延びにくくなるものなのです。 無理して延ばそうとすると地金が割れてしまいます。 そこで、木目金になってからのローラー加工の際に地金が割れないようにするため、あらかじめ銅板・銀板の側面に1カ所だけ糸ノコでキズを付けておき、地金を積み重ねる際、方向を揃えるための目印としておくなどのコツが必要です。